ランニングのちょいラン(ランニングダイエット・トレーニング・シューズ)

ちょいラン|ランニングダイエットやランニングでタイムアップの練習方法を研究。シューズやウェア、ランニングウォッチなどのレースで使えるアイテムも紹介!シリアスランナーだけでなく、ダイエット目的でジョギングを始めた方にも耳より情報をお届け!精神のマネージメント、ストレス軽減にも今ランニングは大注目のスポーツ。体力に自信の無い初心者から、大会常連の上級者まで嬉しいお役立ち情報を提供します。タイムアップの為には、筋トレや月間走行距離は目安となるのか?理系男子が1歩踏んだ科学的見地からも検証してみる。ケガや足の痛み

WINZONEの効果は【失速対策】口コミ通りマラソンやダイエットに効果的?

私がWINZONEを知ったきっかけは、某マラソン大会の特設ブースでサンプルを購入したこと。「脂肪はエネルギーに変えられる」というような謳い文句だったと思います。

 

正直、

「あ~、またこの手のサプリか~」 と、あまり期待せずにひとまず購入したわけです。

 

 

が、帰宅後にメーカーのHPを見てみると、箱根駅伝の選手や有名アスリートの推薦がズラリ・・・! これって・・・スポーツサプリ?ダイエット目的のサプリかと思っていましたが、ガチ系のサプリのニオイがプンプン!WINZONEはどんな効果があるサプリ?

 


【スポーツサプリ WINZONE】運動する前に飲んで、これまでの自分を超えるパフォーマンスを発揮

 

ランニングジャンキーの私としては見過ごせない!! 理系の私は、どういう原理で脂肪燃焼やエネルギー供給に効果があるのか?そこがわかならいと納得できず、継続購入はしない性格です。 WINZONEの商品コンセプトが気になったのと、有名選手が推薦していたので、疑いつつも色々と調べました。

 

そして達した結論。 WINZONEというサプリで期待できることは以下の通り。

  1. 運動により失われたグリコーゲンの回復と貯蔵を「より」効率化する。
  2. 運動中、脂肪酸の再利用を促進する。

 

・・・

 

・・・

 

で・・・?

 

それが何にいいの・・・?となりますよね?? これだけでは、十分理解できないと思いますので、WINZONEに関してさらに調査しました。 実際に使用する側として、「WINZONEの効果」を噛み砕いて述べると以下の通りです。

 

  • ランニングでは、後半の失速対策
  • ダイエットでは、効果的な脂肪燃焼をサポート

 

このような効果を期待できます。 調べる過程で専門知識も結構身についたかも。修得した知識を駆使し、WINZONEの優れた点を解説をしたいと思います。

 

WINZONEの効果を知る前に・・・

WINZONEの効果を検証する・・・!でもその前に、まずマラソンの「エネルギー源」に関して知識を深めておく必要があります。 マラソンでよく言われる「30kmの壁」や「35kmの壁」。この距離が「壁」と言われる所以の1つに、体内で貯蔵可能なエネルギーが枯渇することが考えられます。

 

そして、この体を動かすエネルギーとは、すなわち「ATP」のことなんです。

 

ATP・・・?

f:id:staffinstaffabc:20180426191934j:plain

テニスの大会?

 

という方のために、簡単に解説をします。ATPとは、「アデノシン三リン酸」のことで、アルファベットの頭文字を取ってATPと呼ばれています。

 

「体が動く=筋肉が動く=筋肉が収縮や伸展を行うこと」このエネルギー源こそがATPです。

 

当然ながら、ATPは体内で無限に産生できるわけではありません。ですから、限られたエネルギー源からATPを効率よく産生することこそが、マラソンで失速しない・疲労しないためには重要なのです。

体内でATPを産生する方法(経路)は3種類ある

このATPを体内で作り出さない限り、運動を継続できないわけです。ATP産生には、反応経路が異なる以下3種類の方法があります。

  1. ATP-CP系
  2. 解糖系
  3. TCA回路

 

3種類の使い分けですが、人間の自らの意思で使い分けることはできません。 これらATP産生経路は、主に運動強度の大小によって体内で使い分けられます。 そして各径路にもそれぞれ特徴があり、以下のような違いがあります。

  • ATP合成するために使用する原料の違い
  • ATP合成量の違い
  • ATP合成するスピードの違い

(酸素必要有無などもありますが割愛) それぞれのATP産生経路別の違い一覧表↓

 

項目

ATP-CP系

解糖系

TCA回路

運動強度

全力

LT値以上の強度

LT値以下の強度

主燃料

クレアチンリン酸

グリコーゲン

主に脂肪

ATP合成量

非常に少ない

少ない

多い

ATP合成スピード

非常に速い

速い

遅い

 

※LT値というのは、息が上がらない限界の運動強度です。詳細は割愛しますがザックリ述べると以下の通り。

  • LT値以上の強度:キツイ
  • LT値以下の強度:キツくない

 

マラソンのような時給系スポーツでは、「全力疾走」する場面はほぼありません。なので、ATP-CP系のATP合成回路は考える必要がありません。 マラソンで着目すべきは、「解糖系」「TCA回路」の2つの経路です。

WIZONEの最終的な目的は「TCA回路の活性化=ATPを多く産生」です。

マラソンのような中強度で長時間の運動は、TCA回路からのATP供給が重要

既に述べた「解糖系」と「TCA回路」それぞれの経路に関して、ATPが取り出される過程を解説していきたいと思います。まず、ATPが取り出される様子を簡易的に図示したのがこれです↓ 

f:id:staffinstaffabc:20180426192145j:plain

解糖系

上の図の「点線」で囲まれた部分。 体内に貯蔵されたグリコーゲンを分解する過程でATPを取り出します。

TCA回路

上の図の「実線」で囲まれた部分。(ここの回路の反応を促進するよう、WINZONEはアプローチする)

「グリコーゲン・タンパク質・脂肪」から分解された「ビルビン酸・アミノ酸・脂肪酸」を燃料として、TCA回路と呼ばれる複数回の反応連鎖過程で、多量のATPを産生します。

 

解糖系では、ごくわずかのATPしか取り出せません。マラソンで高パフォーマンスを上げるために重要なことは、

 

TCA回路を活性化させ、多くのATPを産生することなのです!!

 

※ちなみに、以下は全て同義です

  • TCAサイクル
  • クエン酸サイクル
  • トリカルボン酸サイクル
  • クレブスサイクル
  • ATPサイクル

WINZONEは「効果的にTCA回路を活性化させる」発想

その為には、TCA回路で使用される「始まりの燃料」が豊富にあればいいわけですが、それぞれの燃料にも供給課題があり、それらを簡単に列挙すると

  • 【ビルビン酸】:グリコーゲンの貯蔵量に依存
  • 【アミノ酸】 :筋肉を分解することによって得られるが(BCAA)、分解が進むと筋疲労を誘発し失速の要因となる
  • 【脂肪酸】 :脂肪から分解されるまで時間がかかる

 

つまりこれらの燃料を「新規」で供給し続けるのは課題がある。 それならば、再利用すればいいのでは??という発想を得たわけです。 で、何を再利用するか?に対し、脂肪酸に着目したのがWINZONEなのです。

WINZONEのヒドロキシクエン酸の役目。脂肪をエネルギーに再利用する!

TCA回路の反応の過程で、クエン酸が産生されます。クエン酸は脂肪酸へと化学変化し、脂肪酸の一部は再び脂肪となって体内に蓄積されてしまいます。

 

f:id:staffinstaffabc:20180426192546j:plain

 

そこで、WINZONEの「ヒドロキシクエン酸」の出番です。 この成分が果たす役割・効果は2つあります。

  • ①脂肪→脂肪酸への化学変化を促進
  • ②脂肪酸をTCA回路への再利用促進

図示すると以下①②のように働きます。

f:id:staffinstaffabc:20180426192651j:plain

 

つまり、TCA回路で使用済みとなった最終物質である「脂肪」を、脂肪酸へと変え、さらに燃料としてリサイクルし、TCA回路に送り込み、再びATP産生の燃料とする! これがWINZONEの発想。エコの発想ですし、脂肪を燃焼する効果もありダブルで凄い!

WINZONEのもう1つの効果:カーボローディング

f:id:staffinstaffabc:20180426192738j:plain

 

WINZONE公式サイトにも記載があるように、失ったグリコーゲンを補い、グリコーゲンの貯蔵量を増やす効果があります。 つまり、解糖系のエネルギーの「源」であるグリコーゲンの「そもそもの貯蔵量を増やす」WINZONEにはこういった効果も期待されます。

 

ドラクエで例えるなれば、最大HPを増加させて、なおかつベホマを唱えるようなものです。

 

f:id:staffinstaffabc:20180426192809j:plain

 

つまり、WINZONEがサポートする範囲を簡単にまとめると、

  • 既に述べたヒドロキシクエン酸で脂肪酸の供給をサポート
  • グリコーゲンの供給量アップでビルビン酸供給をサポート

 

ここまでくると理解が深まったかと思います。

 

WINZONEが

  • グリコーゲン供給をアシストすることがわかりました
  • 脂肪をエネルギーへの再利用をサポートすることがわかりました

 

製薬会社が作ったサプリですし、中々おススメですね。↓↓

 

 ランネットの2018上半期サプリ部門ランキング1位

ランネットの「今年(2018)1~6月に売れた商品はこれだ!」で、サプリ部門1位の売り上げ実績です!!

 

実績が支持されているようですね!

f:id:staffinstaffabc:20180723112538j:plain

 

 

でも、ここで、1つの疑問が・・。

WINZONEには、アミノ酸の供給サポート効果は無いの?というもの。

 

 

・・・

 

・・・

 

答えから言ってしまうと、「ありません。」

 

WINZONEの成分を見る限り、タンパク質0.01gとなっており、アミノ酸の供給サポートは期待できません。

 

とはいえ、TCAサイクルの重要燃料であるアミノ酸。これを供給サポートすることもマラソンで高パフォーマンスを上げるには重要な要素です。アミノ酸を補うには、WINZONEとは別のサプリで、外部摂取するしか方法がありません。

 

数あるアミノ酸サプリから、私がイチオシなのはアミノサウルスです。根拠はBCAAの配合量の多さ。 参考サイトを記載しておきます。

amino-sup.com