脂肪が「付きやすい部位」と「付きにくい部位」は存在するのと同じように・・
脂肪が付きやすい部位は存在します。同時に、脂肪を落としやすい部位・落しにくい部位も存在します。 端的に言うと以下の通りです!
- 脂肪が付きにくい所=脂肪が落としやすい所
- 脂肪が付きやすい所=脂肪が落としにくい所
残念ながら、「脂肪がつきやすい部位」=「脂肪を落としにくい部位」でもあるのです。。
通常、臓器から遠い部分から痩せていきます。生物にとって臓器は非常に大切な役割を持っており、臓器を保護する為にその周りを脂肪で覆っています。
臓器の周りの脂肪が落ちるのは、一番最後なので、お腹周りのスリム化は「根気強く」ダイエットに取り組まねば、痩せることはなかなか難しいのです。
体の部位を、以下のように分類してみます。
- 手首・足首
- 腕まわり
- ふくらはぎ
- 肩まわり
- 上腕
- 太もも
- 胸・顔
- お腹
- 腰まわり
- お尻
一般論として、以下の順序で太る(痩せる)が決まります。
- 痩せる順番は、1→2→3→・・・→9→10
- 太る順番は、10→9→8→・・・→2→1
つまり、特に気になるお腹や腰回り、お尻と言った部分は、太りやすいにもかかわらず痩せにくいといった厄介な部位であることがわかります。。
逆に言うと、お腹がホッソリしてきたということはかなり脂肪燃焼が進んでいる!あなたの頑張りの証拠ですよ!!
ジョギングでお腹の部分痩せは可能?
上記見解から部分痩せは難しいと言わざるを得ません。お腹が痩せる順序は上から数えて8番目です。
ジョギングを始めとした運動によりカロリーを消費させます。同時に、筋肉や心肺機能が向上するので、基礎代謝がアップし、総合的に脂肪燃焼していくことが王道で確実です。
人間の消費エネルギー全体の7割が基礎代謝のエネルギーなので、ジョギングにより身体機能を向上させ基礎代謝をアップさせることは、シェイプアップに非常に合理的であると言えます。
お腹だけほっそりさせたい気持ちはわかります。ですが、逆にお腹だけほっそりしているとちょっと体型としてもおかしいと思います。
やはり全身が均一にスリムアップされている体型が男性目線でも女性目線でも、「かっこいい」ですし「美しい体型」と言えるのではないでしょうか?
是非、ランニングを取り入れて、カラダ全体を総合的に痩せさせていくことをお勧めします。
走るペースと走る時間は?
ランニングするペースはとてもゆっくりで構いません。むしろゆっくりな方が脂肪燃焼には効果があるのです。
(※息がゼーハーするようなペースで走ってしまうと、ランニングが本来の有酸素運動の役割ではなく、無酸素運動寄りになってしまいます。)
無酸素運動の場合、消費されるエネルギーは体内の糖分(グリコーゲン)からの捻出比率が高いという研究結果があります。つまり息の上がるようなきつい運動では、脂肪燃焼の効果が減ってしまうということです。
ですから、
- 楽におしゃべりできるようなペースでジョギングをすること
それが脂肪燃焼には効果的です。継続時間の目安としてはやはり30分以上は続けたいところです。
一般的に運動の始めは脂肪燃焼効果が低く、体が温まって心拍数が上がってきた際に、徐々に体内の脂肪が運動時のエネルギーとして使われ始めます。
走行するスピードは速めなくていいので、ゆっくりと長めのジョギングを続けることが脂肪燃焼には重要なのです。
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(数字やグラフが嫌いな方は、見ない方が良いです)
ジョギングでお腹を凹ますまでに必要な期間は??
ズバリ3か月は覚悟してください。これはもちろんその人の体質や運動する時間・強度などにより様々でしょう。
しかし、目安として「目に見えて」効果が実感できるのは約3ヶ月後でしょう。最低でも週2回以上の継続的なジョギングを続けたいものです。
- 1ヶ月程度ではほとんど変化が現れないでしょう。
- 短期で減少させた体重は、その体重を継続することが、ほぼ不可能です。
- 有酸素持久運動で、長期的な視点を持って取り組むことが大切です。
短期的にぐっと体重を落とすやり方も存在しないわけではありません。しかし、リバウンドリスクも高く、失敗する可能性が極めて高いと考えられるため、おすすめできません。
ダイエットは長期戦です。
ジョギングにより「徐々に痩せやすい体質」に持っていくことが重要!!ジョグで地道に痩せることは、一見遠回りに思えて、実は確実で結果的には近道なんです!
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