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連覇達成は「たった1人」だけ。マラソン競技でオリンピック連覇が難しい理由を考えてみた。

マラソン連覇した人はいる?

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 1896年アテネから始まったオリンピック。100年以上の歴史でマラソン連覇を果たしたのは「たった一人だけ」

 

その名も「アベベ・ビキラ」です。

 

 

ちなみに、女子選手の連覇はいません(女子は1984年ロサンゼルスオリンピックから正式種目となっているため歴史が浅いです。) 

アベベ・ビキラってどんな人?

エチオピア出身のランナー。1960年のローマ大会、及び1964年の東京大会で連覇を達成しています。ちなみに64年の東京オリンピックでは、銅メダルに円谷幸吉さんが入選しています。

 

注目すべきは、終始裸足で42kmを駆け抜けたということ。60年のローマ大会では2時間15分17秒の当時の世界最高記録を出しています。

 

そして4年後、東京オリンピックで2時間12分11秒で世界記録を更新しました

 

3連覇を目指した68年のメキシコオリンピック。出場しましたが、残念ながら途中で「かかと」を負傷し棄権しています。 

なぜマラソン連覇は難しいか考えてみた

 私が勝手に考えた4つのポイント

1.故障が多い

マラソンは着地時に足に体重の3倍の力が加わります。プロ選手になると、1分間に約200回の着地、フルマラソンでは約26,000回の着地をするわけです(2時間20分完走を想定)

 

そして、オリンピックランナーにもなると1日あたり40km程度走るのは別に普通です。(むしろ40kmは少ない)

 

故に、繰り返し足への負担がかかり故障リスクが非常に大きい競技だと言えます。むしろ競技生活の中で一度も故障しなかったという人はかなり稀なのではないでしょうか


2.レースを調整していくのが難しい

私もランナーなのでよく分かります。

レースは計画的に練習をして挑むものです。数ヶ月前から基礎体力を養い42kmに耐えうる脚の力、つまり筋持久力を強化していく。

そして、狙ったレース「ピンポイント」で記録を出せるようなコンディションに持っていく。

 

他の競技と比べて、マラソンはピンポイントでピークを持っていくというのが非常にシビアな競技なのではないかと思います。そこに怪我のリスクなども加わり、思うような調整ができないことがあります。

 

それと体調にも左右される要素が大きいですね。トップ選手が途中で嘔吐することもしばしば・・・。

 

3.気象条件に左右される 

室内競技と違い、季節や天候次第で記録が大きく前後します。

私自身もランナーなので分かりますが、冬のキロ5分ペースと夏場のキロ5分ペースは、「しんどさ」がまるで違います。

 

野口みずき選手のアテネ五輪の記録、2時間26分20秒は平凡に思われがちですが、アテネのスタード時の気温、「35℃」ですから・・・。

 

普通の市民ランナーなら、42キロ完走も難しい気象条件です。 

暑さに強いランナー、弱いランナー様々ですが、オリンピック開催場所・季節に適応させる難しさがあります。

 

4.ピークの時期が短い

心肺機能が非常に高く、トップ選手ではその最大酸素摂取量も拮抗しています。

やはり、トップアスリートは、いくらトレーニングをしていても年齢による心肺機能の衰えはカバーしきれないと思います。

マラソンはどちらかと言うとテクニックではなく、心肺機能や筋持久力がモノをいう競技です。

 

つまり体そのもののポテンシャルによって左右される結果が左右される競技と考えています。

 

5.テクニックに左右されにくいが、体のポテンシャルが結果を左右する

やはり体のポテンシャルが結果を大きく左右するのがマラソン。

アーチェリー競技などでは、卓越したテクニックがあれば比較的長きにわたり活躍できると思います。

しかし、マラソンではこのようなテクニックという概念の重要度は、そこまで大きくないと考えます。

つまりテクニックはそこまで必要ではないが、体のポテンシャル心肺機能や筋持久力が衰え始めた時点で、トップアスリートとしての活躍は厳しくなります。